2026年、「シルバーウィーク」の5連休が前回の2015年から11年ぶりに巡ってきます。
しかし、大型連休は一般的に「厳しい」というイメージを持たれることも多いのではないでしょうか。
そこでP-Moneyのパチスロ実戦記録から、GW・お盆・年末年始といった過去の大型連休を集計してみたところ、回収率は98.50%で、平日の103.01%を下回る結果になりました。
連休の方が投資額も多いのに、戻りはむしろ平日より渋いという、そのイメージに近い内容です。
今回はこのシルバーウィークの予備知識として、大型連休の回収率を詳しく見ていきます。
この記事の結論
・大型連休(GW・お盆・年末年始)の回収率は98.50%。平日、週末を加えた3区分の中で最も低い。
・大型連休の内訳はGW99.84%・年末年始97.91%・お盆97.02%とばらつきがあり、お盆の落ち込みが最も大きい。
・大型連休は平日より投資額も多い(1日平均940枚)。「稼働は増えても回収率は伸びない」のが実態。
大型連休の回収率は98.50%で最も低く、平日は103.01%で最も高い
まず全体を3つの区分に分けて回収率を比べました。大型連休(GW・お盆・年末年始、合計20万1,054件)は98.50%。これに対し週末は100.56%、平日にいたっては103.01%まで上がります。

時期別のパチスロ実戦データを比較。平日(月〜金)は回収率103.01%・平均+24枚、週末(土日)は100.56%・平均+5枚。GWは99.84%・平均-1枚、年末年始は97.91%・平均-20枚、お盆は97.02%・平均-28枚となった。

パチスロの区分別回収率を比較。平日は103.01%、週末は100.56%。大型連休ではGWが99.84%、年末年始が97.91%、お盆が97.02%となった。
最も回収率が高いのは平日です。投資額は3区分で最も少ないものの、戻りは最大でした。逆に最も低いのは大型連休で、平日との差は4.51ポイントに達します。週末はちょうどその中間に位置しています。
大型連休の内訳を見ると、差はさらにはっきりします。GW(7日間、8万5,402件)は99.84%とほぼ平日並みですが、年末年始(6日間、6万8,042件)は97.91%、お盆(4日間、4万7,610件)は97.02%まで下がっており、この2つが大型連休全体の数字を押し下げています。
なぜこうなるのか
差の正体を、平均と中央値の両方から見てみます。平均差枚は平日+24枚に対し、大型連休は-14枚。一部の大勝ち・大負けに引っ張られていないか、記録を真ん中で並べた中央値でも確認すると、平日-108枚に対し大型連休は-150枚と、こちらでも平日の方が浅い負けにとどまっています。

平日(月〜金)と大型連休の収支データを比較。平日は平均+24枚・中央値-108枚・平均投資806枚、大型連休は平均-14枚・中央値-150枚・平均投資940枚となった。
気になるのは投資額です。大型連休の平均投資は940枚で、平日の806枚より多いにもかかわらず、戻りは平日より渋いという結果でした。たくさん遊技しているのに、平日ほど戻ってこないのが大型連休の実態です。
この背景としてまず考えられるのが、大型連休ならではの客層の変化です。帰省や行楽のついでに立ち寄る、普段あまり打たない一時的な客も混じりやすく、ホール・機種選びに慣れた平日の常連層に比べて、稼働全体の成績が伸びにくい面がありそうです。
ただし大型連休の中でもGW(99.84%)はお盆・年末年始ほど落ち込んでおらず、この違いを生む確定的な理由まではこのデータからは分かりません。P-Moneyでは以前、遊技頻度別の月間収支についても検証しており、稼働量を増やせば増やすほど収支が良くなるわけではないという結果が出ています。稼働(投資額)が増えても回収率は伸びないという今回の大型連休の構図は、この傾向と重なる部分があると言えそうです。
この数字をどう捉えるべきか
ここまでの数字を、どう読めばいいのか整理します。まず体感できる数字に置き換えると、大型連休の平均投資額940枚を基準にした場合、4.51ポイントの差は1日の遊技でおよそ42枚に相当する幅です。決して小さくはありませんが、あくまで平均の話であり、1回1回の遊技でそのまま出てくる数字ではありません。
次に、誤解しやすい点を先に断っておきます。98.50%という数字は全国平均であり、ホールによって差があります。大型連休だからといってどのホールでも一律に回収率が下がるわけではなく、逆に強気の設定を用意するホールもあります。大型連休に行けば必ず勝てない、という意味の数字ではありません。
最後に、大型連休は平日より投資額そのものが多い、つまりそれだけ長く遊べる期間でもあります。回収率という物差しだけで見ると分が悪く映りますが、混雑や特別感も含めて、パチンコ・パチスロを腰を据えて楽しむにはちょうど良い機会と捉えることもできそうです。
回収率の低さは「連休は損」と単純に言い切れるものではなく、遊び方次第で受け止め方が変わる数字と言えそうです。
まとめ
大型連休は一般的に厳しいイメージを持たれがちですが、今回のデータでもそのイメージに近い結果が出ました。3区分の中では平日が最も高く、大型連休が最も低いという結果です。以前検証した平日・週末別の回収率と合わせて見ると、「客が集まりやすい日ほど回収率は伸びにくい」という傾向は一貫しているようです。
ただしこれはあくまで全国平均の傾向であり、ホールごとの事情によって結果は変わります。回収率だけにこだわらず、混雑も含めて長く遊べる機会として大型連休を楽しむのも、ひとつの向き合い方と言えそうです。
勝ち負け度外視で楽しめたらいいなぐらいがちょうどいいのかも。
調査概要

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