記事執筆時点(2026年9月上旬)において、なな徹の人気機種ランキングは1位がL東京喰種、2位がカバネリ海門決戦になっています。
肌感的にもホールで高稼働を維持しており、納得の順位と言えるでしょう。
さて、この2つの人気機種ですが、「勝ちやすさ」という視点で見たときにどちらの方が上なのか気になりませんか?
そこで収支管理アプリ「P-Money」の実戦記録(東京喰種62,742件・カバネリ海門決戦27,760件)で両機種の勝率を集計してみたところ、カバネリ海門決戦43.0%・東京喰種37.1%と、はっきり5.9ポイントの差がついていました。
人気ランキングでは肩を並べる2台なのに、勝ちやすさの数字は綺麗に分かれた格好です。
今回はこの差がどこから生まれているのか、詳しく見ていきます。
この記事の結論
・勝率はカバネリ海門決戦43.0%、東京喰種37.1%で5.9ポイント差。
・回収率は逆に東京喰種110.6%がカバネリ海門決戦104.9%を上回る(全体平均101.9%)。
・差の要因は勝った時の伸び幅。東京喰種の勝ち中央値+1,500枚はカバネリの約1.6倍。
「カバネリ海門決戦」が勝率43.0%で「東京喰種」を5.9ポイント上回る
カバネリ海門決戦の勝率は43.0%(記録27,760件・勝ち11,944件)。対する東京喰種は37.1%(記録62,742件・勝ち23,282件)で、その差はちょうど5.9ポイントです。

「カバネリ海門決戦」と「L東京喰種」の勝率・回収率・平均差玉・中央値差玉・記録数を比較。カバネリ海門決戦は勝率43.0%、回収率104.9%、L東京喰種は勝率37.1%、回収率110.6%。参考としてパチスロ全体平均も掲載。
パチスロ全体平均の勝率は40.9%。カバネリ海門決戦はこれを上回り、東京喰種は下回る形になっています。
ここで気になるのが、それぞれの導入時期です。
カバネリ海門決戦は2026年3月の導入からまだ半年ほどですが、早くもこの全体平均を2.1ポイント上回る勝率を記録しています。(※ちなみに前回はこの機種の都道府県別勝率を検証しているので、そちらもチェックしてみてください)
一方の東京喰種は2025年2月の導入から約19ヶ月が経過し、記録数も6万件を超える安定したデータです。それでも勝率は全体平均を3.8ポイント下回っています。
なぜこうなるのか―勝率と回収率で明暗が分かれる理由
ここまでの数字を整理すると、勝率で見るとカバネリ海門決戦が優勢です。ですが回収率では東京喰種110.6%が上回り、カバネリ海門決戦の104.9%と順位が入れ替わります。
なぜこんなことが起きるのでしょうか。手がかりを探るため、勝った回・負けた回それぞれの平均と中央値を見てみます。

「カバネリ海門決戦」と「L東京喰種」の勝敗別差玉を比較。カバネリ海門決戦は勝ち平均+1,594枚・中央値+950枚、負け平均-1,115枚・中央値-850枚。L東京喰種は勝ち平均+2,217枚・中央値+1,500枚、負け平均-1,124枚・中央値-757枚。
まず勝った回の差枚は、カバネリ海門決戦が平均+1,594枚(中央値+950枚)。東京喰種は平均+2,217枚(中央値+1,500枚)で、中央値ベースではカバネリ海門決戦の約1.6倍の伸びです。
次に負けた回を見ると、カバネリ海門決戦は平均-1,115枚(中央値-850枚)、東京喰種は平均-1,124枚(中央値-757枚)。平均はほぼ同水準ですが、中央値では東京喰種の方が負けの深さが浅くなっています。
つまりカバネリ海門決戦は、勝つ頻度は高いものの勝敗どちらの振れ幅も小さい台。東京喰種は勝つ頻度こそ低いものの、勝ったときの伸びが大きく、負けの深さも比較的浅い台と言えそうです。
回収率は勝つ頻度だけでなく、勝ったときの量にも左右されます。だからこそ、勝率の逆転がそのまま回収率には反映されなかったわけです。
この数字をどう捉えるべきか
ここまでの差を、どう読めばいいのでしょうか。まず数字の大きさから確認すると、5.9ポイントの差は100回遊技すればおよそ6回分にあたります。勝敗の結果が入れ替わる程度の幅で、極端に大きな差ではありません。
次に、勝率と回収率のどちらを重視するかで話は変わってきます。当たりやすさを求めるならカバネリ海門決戦、当たったときの伸びを求めるなら東京喰種という違いとして読めます。
また、最後に押さえておきたいのが記録数の差です。カバネリ海門決戦は導入から半年ほどで記録27,760件、東京喰種は導入から19ヶ月で記録62,742件。カバネリ海門決戦の数字はまだ記録が積み上がっている途中の値で、今後動く余地があります。そのため今回の結果はあくまで現時点での数字をもとにしたものであることに留意してください。
(※同じように人気機種の実戦記録を検証した記事として、Lパチスロ革命機ヴァルヴレイヴ2の検証記事も出していますので、興味のある方はそちらも是非ご覧ください)
まとめ
ここまでの内容を整理すると、なな徹人気ランキング1位・2位の東京喰種とカバネリ海門決戦、勝率はカバネリ海門決戦が43.0%で東京喰種を5.9ポイント上回りました。ところが回収率では東京喰種が110.6%で逆転し、指標によって優劣が入れ替わる結果です。差を生んでいたのは勝ったときの伸び幅の違いで、東京喰種は勝った回の中央値がカバネリ海門決戦の約1.6倍でした。勝ちやすさのカバネリ海門決戦か、当たったときの伸びの東京喰種か。人気1位・2位は、それぞれ違うタイプの強さを持つ2台だと言えそうです。
人気ランキングの1位・2位という組み合わせで見比べてみたけど、勝率と回収率でここまで順位が入れ替わるとは思わなかった。カバネリ海門決戦はまだ導入半年だから、記録が積み上がった頃にもう一度確認してみたい。
調査概要

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