前作「パチスロ 革命機ヴァルヴレイヴ」は、高設定なら「万枚製造機」とも呼ばれるほど、万枚の出やすさで知られた機種。後継機である「Lパチスロ 革命機ヴァルヴレイヴ2」も基本的なゲーム性を引き継いでおり、荒い出玉設計という評判は同様に語られています。
そこで収支管理アプリ「P-Money」の実戦記録27,765件で差枚のばらつき(振れ幅)を集計したところ、全パチスロ平均の1.34倍という結果で、意外にも前作に比べてやや小さい水準でした。
導入初期と直近3ヶ月を比べても、振れ幅はさらに縮小する傾向が見えています。
今回は導入から10ヶ月が経ち、十分にデータが蓄積された本機のデータを詳しく分析していこうと思います。
この記事の結論
・ 差枚の振れ幅(標準偏差)は2,286.1枚で、全パチスロ平均1,704.5枚の1.34倍。記録2,000件以上175機種中13位(「万枚製造機」と呼ばれた前作の2,501.2枚には及ばないものの、平均を大きく上回る水準)。
・ 勝率は37.85%で全パチスロ平均40.87%よりやや低いものの、勝った回・負けた回とも平均より1回あたりの規模が大きく、これが振れ幅を押し上げている構図。
・導入初期(2,366.0枚)と直近3ヶ月(2,132.0枚)を比べても振れ幅は縮小傾向。当たりやすさはほぼ変わらず、主な変化は投資額の張り方。
振れ幅は全機種平均の1.34倍、175機種中13位

『Lパチスロ 革命機ヴァルヴレイヴ2』の振れ幅(SD)は2,286.1枚。全パチスロ平均の1,704.5枚を上回り、記録2,000件以上の175機種中13位となった。
※記録数2,000件以上の機種のみが順位の対象。

『Lパチスロ 革命機ヴァルヴレイヴ2』は平均差枚+37.5枚、中央値差枚-188.5枚、勝率37.85%、平均投資額22,975円。全パチスロ平均は平均差枚+15.8枚、中央値差枚-125.0枚、勝率40.87%、平均投資額17,043円。
差は1.34倍。記録数2,000件以上の175機種の中では13位で、1位のソードアート・オンライン2(振れ幅3,183.4枚)ほどではありませんが、平均を明確に上回る水準です。平均差枚・中央値とも全パチスロ平均よりマイナス方向に離れています。勝率は37.85%で全体平均40.87%より3.02ポイント低いのに、平均投資額は22,975円と全体平均17,043円より高くなっていました。
導入初期の振れ幅2,366.0枚から、直近3ヶ月は2,132.0枚に縮小

『Lパチスロ 革命機ヴァルヴレイヴ2』の導入初期と直近3ヶ月を比較。振れ幅(SD)は2,366.0枚から2,132.0枚、平均差枚は-12.3枚から+87.7枚、平均投資額は25,295円から19,397円、勝率は37.57%から38.03%となった。
導入直後の2025年11月〜2026年2月(記録11,806件)は、振れ幅2,366.0枚・平均差枚-12.3枚・平均投資額25,295円でした。直近3ヶ月にあたる2026年6〜8月(記録5,575件)では、振れ幅2,132.0枚・平均差枚+87.7枚・平均投資額19,397円と、振れ幅・投資額とも初期より小さくなっています。
一方で勝率(初期37.57%→直近38.03%)と万枚級達成率(初期0.69%→直近0.65%)はほぼ横ばいで、大きくは動いていません。当たりやすさ自体は変わらないまま、投資の張り方が落ち着いたことで振れ幅が縮小したとみられます。直近3ヶ月の記録数(5,575件)は全期間(27,765件)の2割程度で、初期の区分(11,806件)より薄い点には留意が必要です。
なぜこうなるのか―勝っても負けても平均より規模が大きい

『Lパチスロ 革命機ヴァルヴレイヴ2』は、勝ち10,509件で平均差玉+1,922.0枚、中央値+1,000.0枚。負け17,068件では平均差玉-1,122.4枚、中央値-750.0枚。全パチスロ平均との比較も掲載。
Lパチスロ 革命機ヴァルヴレイヴ2の勝った回(10,509件)の差枚は平均+1,922.0枚・中央値+1,000.0枚。全パチスロ平均の勝った回(1,482,303件)は平均+1,276.0枚・中央値+625.0枚で、平均・中央値とも1.5倍前後上回っています。
負けた回(17,068件)の差枚も平均-1,122.4枚・中央値-750.0枚と、全パチスロ平均の負けた回(平均-871.6枚・中央値-525.0枚)より深く沈んでいます。
勝率自体は平均より低いのに振れ幅が平均を上回るのは、勝ったとき・負けたとき双方の1回あたりの規模が全体平均より大きいためです。平均投資額も22,975円と全体平均17,043円より高く、張り込みの規模自体が大きいことも振れ幅を広げる一因とみられます。
この数字をどう捉えるべきか
標準偏差の数字そのものは体感しにくいので、勝敗別の差枚に置き換えると分かりやすくなります。勝った回の差枚は全体平均より500〜700枚ほど大きく、負けた回も250枚前後深い、という幅の広さが1.34倍という数字の中身だと思います。
振れ幅が大きいことは「勝ちやすい」ことを意味しません。勝率はむしろ全体平均より低いため、当たれば大きいが当たりにくい機種として見るのが妥当です。
記録27,765件は機種のサンプル数下限(2,000件)の13倍以上ですが、直近3ヶ月の区分だけを見ると5,575件とやや薄いですね。直近の数値は現時点の暫定値として見るのが妥当で、記録が積み上がれば動く余地があると思います。
まとめ
Lパチスロ 革命機ヴァルヴレイヴ2の差枚の振れ幅は2,286.1枚で、全パチスロ平均1,704.5枚の1.34倍でした。「万枚製造機」と呼ばれた前作(2,501.2枚)と比べるとやや小さいものの、依然として平均を大きく上回る水準です。勝率は平均より低いものの、勝ったとき・負けたときとも1回あたりの規模が大きいことが振れ幅を押し上げています。導入初期と直近3ヶ月を比べると、当たりやすさ自体は変わらないまま振れ幅と投資額はやや落ち着いてきているという意外な結果になりました。
調査概要

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