パチンコの「甘デジ」と「ミドル」、投資額も出玉設計も違うこの2つのスペックですが、実際の収支にはどんな差があるのでしょうか。そこでP-Moneyのパチンコ実戦記録、直近1年(2025年9月24日〜2026年9月15日)の18万2,734件を集計してみたところ、回収率は甘デジが107.37%、ミドルが104.98%で、甘デジの方が2.39ポイント高い結果でした。ただし勝った時の伸びや平均投資額はミドルの方が大きく、回収率だけでは見えない違いもあります。この2スペックの違いを、詳しく見ていきます。
この記事の結論
・甘デジの回収率は107.37%、ミドルは104.98%。甘デジが2.39ポイント上回る。
・勝率も甘デジ34.49%・ミドル29.85%で甘デジが上。ミドルは低頻度・高配当型。
・平均差玉はミドル+190発、甘デジ+123発でミドルが上回る。勝った時の伸びの差が主因。
甘デジの回収率107.37%、ミドルの104.98%を2.39ポイント上回る

甘デジとミドルスペックの主要指標比較。回収率は甘デジ107.37%、ミドル104.98%という結果となった。勝率も甘デジが34.49%、ミドル29.85%とどちらも甘デジが上回っていた。
甘デジ(記録48,850件)の回収率は107.37%、ミドル(記録133,884件)は104.98%で、その差は2.39ポイントです。勝率でも甘デジが34.49%、ミドルが29.85%と、甘デジが4.64ポイント上回っています。
一方、平均差玉で見るとミドル(+190発)が甘デジ(+123発)を上回ります。回収率・勝率で甘デジが優勢なのに、平均差玉ではミドルが優勢という結果です。
なぜこうなるのか

なぜ回収率・勝率で甘デジが優位なのに、平均差玉ではミドルが上回るのでしょうか。勝った回の平均を見ると、甘デジは+3,667発、ミドルは+9,751発とミドルの方が2.66倍大きく、負けた回の平均も甘デジ-1,784発、ミドル-3,912発とミドルが2.19倍重くなっています。平均投資額も甘デジ1,667発(6,668円)に対しミドル3,825発(15,300円)と約2.3倍の差があり、ミドルは1回あたりの投資規模自体が大きい設計です。
甘デジは1回の投資額を抑えて頻度高く当てにいく設計、ミドルは1回あたりの投資・出玉を大きくする設計として知られており、今回のデータもその一般的な特徴と整合しています。
この数字をどう捉えるべきか
ここまでの数字を、実感に近い形に置き換えてみます。2.39ポイントの差は、10,000発を投資したときの回収額が239発分変わる規模です。
回収率が高いことは「勝ちやすさ」を表しますが、平均差玉の大きさは「増える量」を表す別の指標です。甘デジは回収率・勝率で優勢でも、平均差玉ではミドルが上回っており、どちらを重視するかによって見るべき数字は変わってきます。
記録数は甘デジ48,850件、ミドル133,884件といずれも十分なサンプルがあり、今回の差は偶然のブレとは考えにくい水準です。
まとめ
ここまでの内容を整理すると、パチンコの甘デジとミドルは回収率・勝率で甘デジが優勢、平均差玉ではミドルが優勢という、指標によって見え方が変わる結果でした。差を生んでいるのは主に投資規模と勝敗の振れ幅の違いです。
「勝ちやすさ」の甘デジか、「増える量」のミドルか。同じパチンコでもスペックが違えば、勝負の質そのものが変わってくると言えそうです。
正直、甘デジの回収率が上というのはやはりという感じだったが、平均差玉までミドルが上回っているとは思わなかった。
調査概要

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