モンスターハンターの新台は、導入2週間でどれくらい勝てているのでしょうか。10月5日に導入されたスマスロ モンスターハンターライズ:サンブレイク(以下、サンブレイク)の実戦記録を導入日から10月18日までの2週間の期間で集計したところ、回収率は103.82%と100%を超えていました。ただし、収支の上位1%の大勝ちを除くと92.42%に下がります。勝率は37.64%で、2026年導入の新台と比べると、ちょうど中位でした。ここから詳しく見ていきます。
この記事の結論
・サンブレイクの導入2週間(10/5〜10/18)は勝率37.64%・回収率103.82%。パチスロ全体(40.81%・112.38%)を下回る。
・収支の上位1%の大勝ちを除くと回収率92.42%。パチスロ全体は同じ条件で100.00%で、7.6ポイントの差。
・2026年導入の新台39機種では、勝率21位・回収率17位の中位。初週98.45%から2週目111.03%に上向いたが、誤差の範囲。
導入2週間の勝率&回収率

集計期間は、導入日の10月5日から10月18日までの14日間です。サンブレイクは記録がまだ少なめなので、数字には誤差の幅があります。まず、パチスロ全体と前作、同じ10/5導入の新台と並べてみます。
| 機種 | 勝率 | 回収率 | 平均投資 | |
|---|---|---|---|---|
| サンブレイク | 37.64% | 103.82% | 1,266枚 | |
| パチスロ全体 | 40.81% | 112.38% | 759枚 | |
| Lモンスターハンターライズ(前作) | 40.32% | 96.69% | 1,397枚 | |
| マイジャグラー6(10/5導入) | 47.55% | 115.67% | 419枚 | |
| スマスロパリピ孔明(10/5導入) | 42.62% | 116.88% | 869枚 | |
| スマスロ 獣王(10/5導入) | 34.94% | 90.98% | 1,146枚 |
サンブレイクの勝率はパチスロ全体を3.2ポイント、回収率は8.6ポイント下回りました。同じ10/5導入の新台のうち、記録が十分ある4機種(マイジャグラー6、スマスロパリピ孔明、サンブレイク、スマスロ 獣王)の中では、勝率・回収率とも3位です。前作のLモンスターハンターライズ(以下、前作)の導入2週間と比べると、勝率は2.7ポイント低く、回収率は7.1ポイント高い結果でしたが、どちらも誤差の範囲に収まります。
新台は、もともとパチスロ全体より低めに出ます。そこで、2026年に導入された新台のうち、導入2週間の記録が150件以上ある39機種を、同じ「導入からの14日間」で比べました。39機種の平均は勝率38.67%・回収率101.14%(中央値は37.99%・102.59%)で、サンブレイクを加えた40機種の中では、勝率が21位、回収率が17位です。勝率は27.85%から49.41%まで幅があり、サンブレイクは真ん中あたりに位置します。
回収率は初週から2週目へかけて上向いたが、誤差は大きい
次に、初週と2週目を分けて見てみます。
| 期間 | 勝率 | 回収率 | 平均投資 | 負けた回の平均 |
|---|---|---|---|---|
| 初週(10/5〜10/11) | 36.16% | 98.45% | 1,351枚 | -1,352枚 |
| 2週目(10/12〜10/18) | 39.34% | 111.03% | 1,166枚 | -1,124枚 |
| 導入2週間(10/5〜10/18) | 37.64% | 103.82% | 1,266枚 | -1,249枚 |
2週目は、勝率が3.2ポイント、回収率が12.6ポイント上がりました。ただし、+5,000枚以上の大きな勝ちは、初週が記録の約18回に1回、2週目が約20回に1回と、むしろ2週目のほうが少なくなっています。
回復の中身は、大勝ちの増加ではなく、負けの浅さです。平均投資額は約14%減り、負けた回の平均も-1,352枚から-1,124枚に浅くなりました。新台は初週の回収率が低めに出ることが多く、サンブレイクもその流れに沿っています。なお、土日祝の勝率は35.39%、平日は39.16%ですが、回収率はどちらも103.8%でした。
大勝ちを除くと回収率は大きく変わる
ここで気になるのが、回収率が100%を超えている理由です。サンブレイクの勝った回・負けた回の平均を、パチスロ全体と前作で並べてみます。
| 機種 | 勝った回 平均/中央値 | 負けた回 平均/中央値 | 差枚の中央値 |
|---|---|---|---|
| サンブレイク | +2,176枚 / +1,000枚 | -1,249枚 / -1,000枚 | -350枚 |
| パチスロ全体 | +1,274枚 / +596枚 | -732枚 / -450枚 | -100枚 |
| 前作 | +1,888枚 / +1,070枚 | -1,365枚 / -1,175枚 | -350枚 |
サンブレイクの平均投資額は1,266枚と、パチスロ全体(759枚)の約1.7倍で、勝った回・負けた回の平均もそれぞれ約1.7倍です。1回の遊技で動く額が大きい機種で、投資額に対する勝った回の伸びは、パチスロ全体と同じ程度でした。そのため、回収率が全体を下回る主因は、勝率の差(3.2ポイント)です。一方、+5,000枚以上の大勝ちは、記録の約19回に1回と、パチスロ全体(約49回に1回)の約2.6倍の頻度で出ています。勝った回のうち約7回に1回は、+5,000枚以上でした。
| 機種 | 回収率 | 上位1%の大勝ちを除く | 下がり幅 |
|---|---|---|---|
| サンブレイク | 103.82% | 92.42% | 11.4ポイント |
| パチスロ全体 | 112.38% | 100.00% | 12.4ポイント |
| 前作 | 96.69% | 90.21% | 6.5ポイント |
収支の上位1%の大勝ちを除くと、サンブレイクの回収率は103.82%から92.42%へ11.4ポイント下がります。ただし、パチスロ全体も112.38%から100.00%へ12.4ポイント下がっており、サンブレイクだけが大勝ちに支えられているわけではありません。大勝ちを除いたあとの差は、全体(100.00%)に対して7.6ポイントです。前作の導入2週間は、大勝ちを除くと90.21%で、サンブレイクは2.2ポイント上回ります。
まとめ
ここまでの内容を整理すると、サンブレイクは導入2週間で勝率37.64%・回収率103.82%と、パチスロ全体を下回り、2026年導入の新台の中位でした。初週から2週目は上向いたものの誤差が大きく、大勝ちを除くと92.42%に下がります。
ただし、大勝ちを除くと下がるのはどのパチスロも同じです。サンブレイクは、勝った回の伸びが大きいぶん勝率で劣る、ゲーム数上乗せ型のAT機らしい数字となりました。
調査概要
・対象データ
収支管理アプリ「P-Money」のスマスロ モンスターハンターライズ:サンブレイクの実戦記録
・対象期間
2026年10月5日(導入日)〜10月18日の14日間。初週は10/5〜11、2週目は10/12〜18
・比較対象
パチスロ全体(機種未選択を除く同期間)。前作は「Lモンスターハンターライズ」の導入日から14日間。10/5導入の新台のうち記録が十分にある機種。2026年導入の新台のうち、導入から14日間の記録が150件以上ある39機種(サンブレイクを加えた40機種で順位づけ)
・指標の定義
勝率は1回の遊技(1日1機種の記録)で回収額が投資額を上回った割合。回収率は回収額合計÷投資額合計×100。平均差枚は全記録の差枚の単純平均、中央値はちょうど真ん中の記録の差枚。勝った回・負けた回は収支が正・負の記録。「大勝ちを除く」は各集計の収支の上位1%を除いた値。誤差の幅は95%の信頼区間
・除外条件
投資額・回収額・収支のいずれかが999999(異常値)の記録、機種未選択の記録、機種の導入日より前の日付の記録
・データの限界
ユーザーの自己申告記録であり、全実戦を網羅したものではない。大勝ちした記録ほど登録されやすい報告バイアスの可能性がある。サンブレイクは導入2週間の新台で記録が少なめのため、数字が大きく変動しやすい。設定状況やホールの条件はデータに含まれない。
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