新台は導入直後より、少し経ってからの方が回収率がよくなる。打ち手ならよく耳にする話ですが、実際の数字ではどうなのでしょうか。2026年7月6日に導入されたLパチスロ からくりサーカス2(以下、からくりサーカス2)の実戦記録を10月4日まで追ってみたところ、通算の回収率は101.53%で、導入3週の91.70%から直近4週の116.56%まで回復していました。ただし直近の数字は、ごく一部の大勝ちに支えられている面もあります。ここから詳しく見ていきます。
この記事の結論
・からくりサーカス2の通算回収率(7/6〜10/4)は101.53%。パチスロ全体(109.21%)を7.68ポイント下回る。
・導入3週の91.70%から直近4週の116.56%へ回復。背景は平均投資額の約4割減(1,623枚→954枚)と見切りの早まり。
・直近4週は上位1%の大勝ち(約8件)を除くと103.93%。「116%台」は一部の大勝ちに押し上げられた数字。
通算回収率は101.53%、導入3週91.70%から直近4週116.56%へ回復
導入日の2026年7月6日から10月4日までのからくりサーカス2の実戦記録を、導入3週・中間・直近4週の3期間に分けて集計しました。
| 期間 | 回収率 | 勝率 | 平均投資額 |
|---|---|---|---|
| 導入3週(7/6〜7/26) | 91.70% | 35.32% | 1,623枚 |
| 中間(7/27〜9/6) | 105.85% | 37.86% | 1,277枚 |
| 直近4週(9/7〜10/4) | 116.56% | 37.55% | 954枚 |
| 通算(7/6〜10/4) | 101.53% | 36.95% | 1,328枚 |
導入直後の3週は91.70%と100%を割り、週別では7月13日週の86.79%が最低でした。そこから上向き、8月31日週に120.12%、9月7日週に131.31%まで上がっています。ただ通算では101.53%にとどまり、同じ期間のパチスロ全体(回収率109.21%・勝率40.18%)を7.68ポイント下回ります。一方、直近4週の116.56%は、同期間のパチスロ全体(109.21%)を7.35ポイント上回る水準です。

同じ2026年導入のスマスロ15機種(導入後の記録2,000件以上)と比べると、導入3週の回収率は15機種中14位、直近4週は5位でした。直近4週が導入3週を上回ったのは15機種中12機種で、「出足は弱く、あとから戻る」のは新台に多い動きですが、からくりサーカス2は出足の弱さが目立つ側でした。
| 週(月曜起点) | 回収率 | 勝率 | 平均投資額 |
|---|---|---|---|
| 7/6〜 | 94.06% | 37.62% | 1,685枚 |
| 7/13〜 | 86.79% | 32.63% | 1,615枚 |
| 7/20〜 | 94.48% | 35.53% | 1,549枚 |
| 7/27〜 | 101.71% | 38.40% | 1,318枚 |
| 8/3〜 | 109.24% | 36.54% | 1,296枚 |
| 8/10〜 | 104.30% | 34.97% | 1,367枚 |
| 8/17〜 | 98.53% | 39.37% | 1,263枚 |
| 8/24〜 | 105.20% | 36.92% | 1,160枚 |
| 8/31〜 | 120.12% | 43.32% | 1,177枚 |
| 9/7〜 | 131.31% | 36.49% | 876枚 |
| 9/14〜 | 108.32% | 38.29% | 923枚 |
| 9/21〜 | 115.94% | 38.40% | 1,023枚 |
| 9/28〜 | 107.71% | 36.94% | 994枚 |
回復の背景は見切りの早まり、平均投資額は導入3週から約4割減
ここで気になるのが、回収率がなぜ上向いたのかという点です。3期間で、平均投資額と勝った回・負けた回の平均を比べてみます。
| 期間 | 勝った回 平均/中央値 | 負けた回 平均/中央値 | 平均投資額 |
|---|---|---|---|
| 導入3週 | +2,435枚 / +1,600枚 | -1,538枚 / -1,200枚 | 1,623枚 |
| 中間 | +2,127枚 / +1,200枚 | -1,175枚 / -750枚 | 1,277枚 |
| 直近4週 | +1,885枚 / +850枚 | -880枚 / -450枚 | 954枚 |
平均投資額は約4割減り、負けた回の中央値も-1,200枚から-450枚と浅くなりました。導入直後は「新台だから」と深追いする人が多く、数週間たつと見切りが早くなる、という流れが数字に出ています。機械割が設定1で97.7%、設定6で114.9%という機種のため、設定状況の違いも回収率に響くはずですが、今回のデータでは設定の使われ方までは分かりません。
調査概要

まとめ
ここまでの内容を整理すると、からくりサーカス2の通算回収率は101.53%で、パチスロ全体を下回りました。導入3週の91.70%から直近4週の116.56%へ回復していますが、平均投資額の約4割減という打ち方の変化と、一部の大勝ちの寄与が大きく、大勝ちを除くと103.93%です。
新台が出足から後半へ戻っていく動き自体は、多くの新台に共通するものです。からくりサーカス2はその中でも出足が弱く、いまは平均付近まで戻った段階と言えそうです。
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